石湯線構想

くりでんミュージアムで、かつて石越と湯沢を結ぶ鉄道構想があったことをテーマにした企画展が開かれているそうです。構想レベルではあちこちに鉄道計画はありましたからね。

栗原鉄道(栗原電鉄、くりはら田園鉄道)と当然関連するので、栗原鉄道が構想したのかと思いきや、国会に請願書を提出したとあるということは、鉄道敷設法予定線に追加して国鉄に造らせようという構想ですね。栗原鉄道は基本的に細倉鉱山の輸送用の鉄道なので、それより先に線路を伸ばす意味はないはずです。栗駒山の近くの鉱山・森林開発とありますけど、結局国鉄にやらせようとするのであればそれだけでは十分な需要が望めなかったのでしょうし。また秋田側までつないでも、通過需要が望めそうな経路ではありませんね。

秋田側は湯沢までの構想ですけど、皆瀬川に沿って鉄道を伸ばすなら十文字に着くんですよね。国道398号も皆瀬川の経路から外れ小さな峠を越えて湯沢に出るのですけど、そういう経路を想定したのでしょうか。湯沢の方が需要を望めるということですかね。十文字から成瀬川に沿って東成瀬村の桧山台までは鉄道敷設法予定線(別表16号)になっていましたけど。

しかし線路図が残っているのは面白いですね。

この記事へのコメント

旅の途中のとおりすがり
2021年04月18日 17:41
鉄道敷設法別表16号は12号(一ノ関-岩手県槻木(祭畤温泉付近))とつないだらいいのに、という感じがする線形ですが、盲腸線2本の計画になるあたり、難工事が予想される割に需要が見込めなかったのでしょう。石湯線もまた然り、ということだったのでしょうね。

ところで、これに関連して、御作成になった『鉄道敷設法予定線全線完成地図』(2017年10月版)の東北編を見たら、史実で「細倉マインパーク前」という名称で2007年に廃止された駅が「くりはらマインパーク前」になっていました。既に修正済みでしょうか?
Tamon
2021年04月18日 23:34
確かにそこは繋ぎたくなってしまいます。この間は地形が険しすぎて難しそうですけど。
栗原電鉄の件は完全に勘違いでした。今の版でも残っていたので修正しておきます。