中央本線の石油輸送不通

このところの豪雨で中央東線と中央西線の両方に不通区間が発生しており、長野県への石油輸送に懸念があるのだそうです。確かに、長野県への石油はほぼすべて中央本線経由の石油貨物列車で運ばれていますからね。

飯田線の元善光寺や辰野、しなの鉄道の西上田などは石油の取り扱いが廃止になってしまいました。しかし今も坂城や南松本での取り扱いが行われています。これらの石油施設へは、関東と中部の油槽所から石油列車で石油が運ばれています。今回、双方のルートが切断されてしまったわけで、確かに問題になりそうです。ただ、今回は不幸中の幸いというか、中央東線の冠水箇所は比較的早期に復旧できそうということで、何とかなりそうです。

この双方が長期不通だったら、えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン・しなの鉄道北しなの線経由で日本海側から運び込むしかないですね。このルートは現状貨物列車の設定がありませんが、いざというときに貨物列車を通せるように維持しておくルートに指定されています。トラックで代行できるかというとどうなんでしょうね。十分な数のタンクローリーが揃うでしょうか。

横軽が残っていたら、と思う向きもあるかもしれませんが、あのルートは急勾配すぎて貨物の輸送力が極めて限定的で、国鉄時代ですら早々に貨物輸送を諦めてしまった区間です。あそこに迂回するのは線路が残っていたとしてもありえなかったでしょう。

今後とも雨が降りそうで、真夏なのに困ったことです。

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