高知横断特急

四国デスティネーションキャンペーンの一環で、12月21日・22日に高知横断特急を走らせるそうです。土佐くろしお鉄道宿毛駅と奈半利駅を結ぶそうで、2700系を投入するとか。

高知県は鉄道網の整備は圧倒的に遅い県で、県都と県外を結ぶ鉄道が開通するのは実に昭和に入ってからです。その後も鉄道の整備は遅々たる歩みで、土讃線の窪川までの開通は、国鉄の本線の全線開通としては紀勢本線に次ぐ遅さです。しかし、国鉄・日本鉄道建設公団が建設を進めた路線は特定地方交通線となって廃止対象となった路線もあるものの、高知県が積極的なためか、結果的に1路線も廃止とならずすべて残っているという面白い例です。土佐くろしお鉄道は、宿毛線とごめん・なはり線(阿佐線)という2本の未成線の開通も果たしました。おかげで県内主要都市はほぼ鉄道でカバーしています。東側で室戸市、西側で土佐清水市と、2市には鉄道がありませんが。

今回の設定される区間はほぼその東西の端から端までですね。まさに高知横断特急、という感じですが、しかし日本列島の向きなので国土交通省的には縦断というのでは、という感じもします。阿佐線がもう少し伸びて室戸市がカバーされていれば良かったのですが。

ちょっと時間がかかりすぎの感もありますが、観光時間を取っているようですし、そちらが主な目的なんですね。2700系は、ごめん・なはり線初入線ではないでしょうか。なかなか楽しい企画をしてくれるものです。

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